木造耐火建築物

家づくりについて

建物の密集する都市部では火災による甚大な被害を防ぐため、「防火地域」や「準防火地域」が指定されています。特に防火地域では、延床面積が100㎡を超え、3階建以上の建物については耐火建築物でなくてはなりません。
耐火建築物にするためには鉄筋コンクリート造や鉄骨造で建築することが主流でしたが、木造でも同等の耐火性能を持つ『木造耐火建築物』が注目されています。

立地条件などにより難しい土地でも建築しやすく、建築コストを抑えられるのが大きな特徴です。近年では共同住宅や公共施設など大型の建築物にも採用されています。

《火災に強い構造です》
鉄を使った建築物は「火災に強い」というイメージはありませんか?
鉄は550℃を境に突然強度が低くなり、建物が一気に崩壊する恐れがあるため、火事でも燃えないというわけではありません。

耐火建築物は建物の骨組みや屋根、梁など躯体に関わる部分を”燃えない”構造にしたもので、万一火災が発生しても一定時間は外に燃え広がらず建物は崩壊せず、隣地への延焼を防ぎ最小限の被害で留めることができます。木材は芯が燃え尽きるまで強度を保ち粘り続ける性質があり、火災に気が付いて避難するまでの時間も確保できるため安心です。

《耐震性について》
地震大国の日本において、建築基準法による強度の基準が定められているため、木造についても構造計算に基づきしっかりと計算され構築された建物になります。
また、木造は他の構造に比べて柔軟性があり軽量なため、地震の揺れを逃がす特性があり躯体へのダメージを軽減します。

《防音・遮音性について》
耐火性能を得るために壁を一般的な木造建築より約1.7倍厚くすることによって、建物上下階、隣室への防音遮音効果が同時に高くなります。

21mm厚の強化石こうボード2枚を二重に挟んでいるのが特徴的

メリット

《初期費用の軽減》
■ 鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比べると建築コストが低く、工期も早いため、運用回収効率をUPできます。
■ 重量が鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べると軽いため、地耐力を求められる数字が少なく、基礎工事や地盤改良工事の費用がかなり抑えられます。

《維持管理費の軽減》
■ 耐火構造のため、火災保険料が安くなります。(鉄筋コンクリート造と同等)
■ 木造はメンテナンスをしっかりすれば半永久的に使用できるため、建て替える必要がありません。
■ 大切な方に残す資産として、相続人が後に更地にして売却などする際(税金の特例を受ける場合)も建物を解体する費用も少なく負担をかけません。

《節税対策》
■ 木造は法定耐用年数が22年と短いため、年間の減価償却費を多く計上できるので短期的に節税されたい方におすすめです。また、固定資産税なども抑えられます。

《工期が短い》
■ 鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比べると工程が少なく、プレカット技術で組立や加工に時間を要しないため工期が短く済みます。

《どんな場所でも建築しやすい》
■ 木造なら現場での組み立てができるため、密集地や道路幅の狭い土地でも重機を使わずに済みます。
■ アパート建築に不向きといわれている旗竿地・変形地・狭小地も設計の工夫次第で土地の個性を生かせます。

《人と環境に優しい》
■ 通気性に優れているため、カビやダニが発生しにくく、アレルギー症状が出にくいです。
■ 断熱性能に優れており、調湿作用があるので多湿な日本の気候に適しています。
■ 生産・加工時の環境負荷が小さく、環境にも優しいです。

ikka designでは、当社では不動産コンサルティングから設計・建築・施工、その後の運用管理までトータルサポート。
オーナー様の心配事や負担を減らし、寄り添ったご提案をいたします。
耐火木造建築のことならご相談ください。

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