お客様の声

元々は分譲マンションに住んでいたのですが、機械式の駐車場で車の出し入れが面倒だったので、将来的には車の出し入れがしやすい一軒家にしたいなという思いがありました。
３、４年ほど前に考え出して、最初は広告で見た別の不動産屋さんと話を進めていたのですが、途中で思い違いがあり、一度時間を置いていたところにイッカデザインさんを紹介していただきました。
地元に強い方達が作られた会社ということと、プランを見せていただいた際に自分のイメージや感覚に近い絵が出てきたのでお任せしようと思いました。

打ち合わせは、半年かそれ以上ですかね、毎週か隔週でしていました。僕自身も打ち合わせが好きで、打ち合わせがなくなった時は喪失感がありました（笑）
自分でも物作りの会社をしているので「作る」というのは楽しいというか、やりがいをすごく感じていましたね。作る過程が好きなんですよ。

家づくりの情報はほとんどネットですかね、あとは本や雑誌とか。週末はほぼ情報収集をしていました。
僕自身家具がすごく好きなんですよ。
1980年代後半〜90年代の、イタリアン家具っていうかね、イタリア文化っていうのが凄い入ってきた時代で、憧れもあったので。家を建てるならこんな家具が欲しいってまず家具から入ったというか…なので家作りもリビングは家具中心で始まりました。
背中がきれいなソファがあるのですがソファをメインにしたリビングにしました。

まず外構の出来上がりに感動しました。建物のことはある程度要望を伝えたんですが、外構に関しては全く何も分からないのでとにかく全てお任せしました。まだ住んで1年足らずで、季節が一周していないので真夏にどうなるかはこれからですが、冬からこの春の季節だけでも植栽の移り変わりにもう感動していますね。

後はお風呂も気に入っています。壁は絶対石にしたくて、そこに大きな窓を設けてもらいました。お任せしたお風呂から見える植栽もまたすごくいいんですよ。ジューンベリーという木なんですけど、4月か5月頃に赤い実がちょっとなるんです。葉っぱ自体は年中きれいなグリーンで、お風呂の窓からそのジューンベリーが見えて、その奥の壁に夜ライトが映るんです。
下から照らすので、ジュンベリーの葉っぱとか木の枝とかの影が映ってすごいなと思いました。
玄関の中のガラスから外を見る景色も凄くいいですね。センスがいいなぁと感じています。

導線も完璧で、動きやすく家事がしやすいですね。

あとフランクロイドライトさんの照明と大谷石っていう、大正時代の帝国ホテルに使われていたものがあるんですけど本で見てすごく憧れていました。壁を大谷石にしてくださいとは言ってないんですが、僕の好みとか、持っている家具との相性を考えてやっていただいたと思います。
知っている方が見るとタリアセンっていう照明と大谷石が見える空間っていうのはたぶん感動されると思いますね。
玄関とかに大谷石をちょっと張っているのは何軒か画像で見たことあるんですけど、リビングの壁に全部貼るのは、本当に大変なことやってもらえたなと思いますね。なかなかないですよね。
本当に自分の理想を詰め込みましたね。
家に帰るとほっとする、そんな家になりました。

人生一度きり。せっかく家を建てるのであれば、まずは時間をかけることですかね。
たくさんかければいいってものでもないと思いますが、急いで計画されない方が絶対にいいですね。
例えば色一つ決めるにしても、今日は決めるけど、やっぱりもう1週間考える。
グレーのこの濃さでいいのかなっていうのは、その時は「一旦これにしますね、でも1週間待ってくださいね」って。
その方がきっと後悔がないと思います。
もやもやした状態で家が建つと、このグレーちょっと濃かったなっていう後悔で一生住まなきゃいけないので、せっかく建てるとなれば色一つをじっくりと考える。
その時間も楽しいです。こっちがいいかな、やっぱりこっちがいいかなって。
一個一個決められてそれを楽しむことができる。それがやっぱり注文住宅の良さだと思います。